古い割には外観の状態は良く、あまり走らせた形跡は見られませんでした。
しかし、走らせた事が無いと言うことは動力系には問題です。
当時はギヤボックスにグリスを充填するのが常識だったらしく、先ずはギヤを分解、グリスを洗い落としました。
巨大なモーターがゴムブッシュを挟んでマウントされていました。模型とは云え、感動ものでした。
しかし、此処は今様と言う事で、EN22両軸モーターに換装。消費電力は1桁下がりました。
走行速度が遅いのがやや難点です。EF53と云えば特急列車牽引機ですから。
牽引力は極めて強力で、全く問題はありません。
