Ｃ６２１７
Ｃ６２１７と言えば、日本の蒸気機関車の最高速度記録（時速１２９ｋｍ）保持機と言う事で、超有名でした。Ｃ６２の中でも調子の良い鑵で、晩年の糸崎機関区時代になっても重宝され、糸崎機関区の蒸気機関車が全廃されるまで働きました。
１９７１．３．８廃車、静態保存中。
Ｃ６２１８
Ｃ６２１８と言えばＣ６２１７に続く有名機でした。Ｃ６２２と双璧の”スワローエンジェル”機で、東海道線を疾走する特急ツバメの写真と言えば、Ｃ６２１８の方が多く残っています。
Ｃ６２２のそれとは少し違い、頭が下に向いた形ででしたが、特急カモメ時代にはすでに取り外されていたそうです。１９６８．５．２廃車。
スワローエンジェル：特急ツバメの象徴として、機関車の前にツバメのイラストが書かれていました。
Ｃ６２５（急行あき）
上り急行”あき”は広島発、呉線経由、東京行きでした。広島から糸崎間はＣ６２またはＣ５９が１２両編成を牽引していました。
呉線は海岸沿いを走る割に起伏が多く、重量型のＣ６２に取っても楽な仕事では無かった様です。
常磐線電化の後、平機関区のＣ６２が糸崎機関区に異動、このタイミングで前述のC６２１８とともにＣ６２５も廃車になりました。
１９６８．２．５廃車。
ＥＦ５８１３８（急行あき）
上記写真の機関車交代後の写真です。糸崎では機関車の交代と合わせて客車３両が増結されました。
寝台車部分はナハネ１０系になっていたものの、食堂車はTR７３（３軸台車）を履くマシ３８で、戦前急行の雰囲気を感じたものでした。
