吉ヶ原(2001年10月20日)

吉ヶ原遠望

片上鉄道は大好きな鉄道でした。
吉が原を6時6分始発の客レがあって、5時半頃に着くと、木造の小さな車庫の中でDD13が暖気していました。
1991年6月30日に片上鉄道は廃止されましたが、吉が原はあの日のままです。

キハ312

現役最後まで活躍した気動車は、写真のキハ312、キハ702(国鉄キハ07型、写真後方)、キハ303(国鉄キハ05型、この日は整備中)、キハ801、キハ802でした

DD13−551

現役最後まで活躍したDLは、DD13−551とDD13−552でした。
国鉄DD13と同一外観ですが、エンジンのパワーアップ、ギア比UPで牽引力増強が図られていました。

片上鉄道のブルートレイン

外観が青色と言う事で、片鉄のブルートレインと呼ばれました。
板張りの背もたれはオハ61を彷彿させられます。
廃止の日に、”片上駅で線路は続くよどこまでも”の演奏で見送ったのが、つい昨日の事の様に思い出されます。